イギリス留学 ざっくり日記

大学院で社会開発を学んだ話

経験

修羅場の図書館

今回は私が学生時代の大半を過ごした、大学の図書館について書きます。 進学してしばらくは、それまでの仕事をする日々から、1日の大半を「勉強」しかも「自習」に費やす生活に慣れるまで大変でした。自宅だとつい他のことをしてしまうので、強制的に勉強に…

コースメイトについて(出身国や交流の記録など)

今回は私の学んだ社会開発課程(コース)の様子についてご紹介します。一例としてご参考いただければ嬉しいです。社会開発コースには30名弱の生徒がいました。イギリス人数名、日本人数名、後は各国一人ずつ、という感じで、アフリカ・中南米・アジア・中東…

「知るのが怖い」の、後

今回は「開発援助で扱う課題について知るのが怖い」をいう感情の変化について書きます。この感情との向き合い方が、大学院とのコースメイトとの会話で少し変わったからです。 進学前の気持ち国連が世界規模の目標として掲げるSDGs(持続可能な開発目標)でさ…

Academicな言葉たち

今回はAcademicな(学術的な)単語をいくつか紹介します。私が学術英語やその分野のキーワードを知らな過ぎた面もありますが、授業ではなじみのない単語がよく使われ、所変われば言葉が変わるのだなと面白かったです。以下は特に講義やディスカッション中に…

大学院の授業の流れ

今回はイギリスの大学院の1年間の授業の流れについて書きます。私も疑問だったし他の人からも質問があったのが、「授業ってどれくらいあるの?」「どんな感じで進むの?」というものでした。私が所属したコースだけのお話しにはなりますが、少しお伝えしたい…

力関係について

今回は大学院で学んだ力関係を認識する大切さについて書きます。 私はなぜ自分がこんなにも開発援助に興味を持っているのかこれまで疑問に思っていました。なぜなら私は消極的な方で、ニュースなどで報道される国内外の社会課題で関心があれば自分で調べたり…

協力隊時代の勘違い②(反省点~次への対策)

前回の記事の続きとなりますが、今回は協力隊時代に派遣されていた学校に奨学金制度を紹介した後、私が反省したことを書きます。 1.一番の反省点振り返って、一番の反省点は、私に「援助者」の覚悟がなかったことだと気づきました。援助において透明性を確…

協力隊時代の勘違い①(きっかけ~結果)

今回は「開発援助」をどう捉えたら良いのか、重要な気づきを得た協力隊時代の経験を書きます。簡単にいうと大きな勘違いをして落ち込んでいただけなのですが、そこから「開発」についてより包括的に学びたいと思うようになり大学院進学へと繋がりました。 誤…

大学院進学のきっかけ・コース選択の理由など

今回は私が大学院に行くと決めたプロセスについて書きます。例えば、なぜ開発援助に興味を持ったのか?進学をいつ決めたのか?専攻をどうやって選んだか?などです。私の決定プロセスは一直線ではないのですが、迷っている方の参考になれば嬉しいです。 1.…